平成23年9月14日
今日は前歯の歯ぐきの上のあたりが赤く腫れた患者様が急患としてご来院されました。
以前から何回か腫れを繰り返していましたが、膿が出てしまうと痛みが治まってしまうので、そのまま放置して今に至っているとの事でした。
本日は痛みが膿が出てもなかなか治まらず、昨日は寝付けなかったそうです。
歯ぐきの中の炎症反応なのでレントゲン撮影にて確認しました。下の画像はその時のレントゲン写真とそれをシュミレーションにて歯ぐきの色を付けた画像です。
シュミレーション画像の赤くなっている歯ぐきの所が、実際レントゲン写真では黒い画像になっております。実際には周りと同じ骨で覆われている白色になっていないといけません。
根尖病巣とよばれる歯の根のところに膿がたまりそれを処置する治療を施しました。
神経処置を行う事で治療が可能ですが、症状が改善しないときや、レントゲン写真等ですでに抜歯をしないといけなくなる事もあります。
なるべく腫れや痛みが少しでもあるときは早めに歯科医院にて受診される事をお勧め致します。
この患者さんの場合は2、3日で症状が緩和するか次回の予約でチェックさせていただく事に致しました。
投稿日: 2011年9月14日 カテゴリ:神経処置(根管治療) and tagged 根管治療, 歯ぐきの中の炎症, 歯肉の痛み