平成24年10月13日
こんにちは千葉県船橋市本町のベリーデンタルクリニックの歯科医師の久保です。本日はお子様の乳歯の神経処置の治療の続きをさせて頂きました。
2日前になりますが、以前から気になっていた奥歯の腫れが大きくなってきて痛みが出てきたのでお母さんと一緒に来院されました。
お子さんの奥歯の乳歯には大きな穴があり虫歯になっていました。レントゲンにて確認すると、虫歯の進行が深いため神経処置が必要になりました。そしてその乳歯の根の下にはレントゲンで黒い部分が存在しており膿となっていることが分かりました。
できるだけ早く神経処置をして歯の穴から膿を出すようにしました。最初はとても不安な様子でしたが痛くなく治療が進められたので喜んでいました。切開しないで膿が出やすいように歯の上につけるキャップに穴をあけて様子を見ることにしました。
そして本日再び来院されてその歯の歯ぐきの腫れがすっかり良くなっていたので、歯に通常のセメントで封鎖することができました。以前の不安な様子もなく喜んで治療に来て頂いたので良かったです。
神経治療は直ぐに治療が終了できず痛みや、膿の再発、汚れの状態等によって長く治療期間がかかることがあります。特に過去に神経処置を施されている歯が違和感や歯ぐきの腫れ等がありましたら、できるだけ早く歯科医院に受診されることをお勧め致します。
投稿日: 2012年10月13日 カテゴリ:むし歯(ムシ歯、虫歯), 神経処置(根管治療)