平成23年11月25日
本日は奥歯に神経処置の再処置をした後に銀歯を被せる治療をさせていただきました。
その患者様は神経治療のブログでも掲載させていただきましたが、約1ヶ月前に当院に初診として来院されて、奥歯が非常にズキズキして痛みがあり、寝れないくらいの痛みが前日に出た為、ご来院となりました。
当初レントゲン画像にて歯の根の周りの骨に炎症が出ている画像が認められました。また過去に神経処置を一度施されているため、再度に神経処置をするリスクや今後の予後の状態等も含めてお話をいろいろさせていただきました。
リスクはありますが抜かないように処置を進めていくようにしました。そのため再度神経処置をこれもリスクが伴いますが説明して行っていきました。
神経処置を4、5回程通院していただきました。痛みや腫れもなくなり咬めるようになりました。レントゲン画像も処置前と処置後で歯の根の炎症部分を示す黒い画像が小さくなってきました。
歯の根が腐敗しないようにお薬を充填しました。その後に土台の材料を入れて被せ物を作成する為の型取りを行いました。
そして本日無事に被せ物が装着しました。初診時で来られたときは痛み腫れなどが治まらないときは残念ながら抜歯をしなければ行けない予定でしたが、今回は無事に保存治療が施せて患者さんも安心していただきました。
最後に食事時の注意点等を説明して定期的な噛み合わせのチェックやメンテナンスの重要性をお話しさせていただきました。
投稿日: 2011年11月26日 カテゴリ:神経処置(根管治療)