平成24年6月17日
こんにちは千葉県船橋市本町のベリーデンタルクリニックの歯科医師の久保です。今日は昨日からの続く梅雨の雨と違ってよく晴れたじめじめ暑い一日でした。
本日は歯ブラシをすると毎回歯ぐきから出血をしてしまうという患者様が来院されました。
出血の原因と歯周病がどれくらい進んでいるのかをチェックするため、歯や歯ぐきを支えている歯槽骨と呼ばれる骨の状態をレントゲンにて確認致しました。
歯と歯ぐきの間の歯周ポケットと呼ばれる奥に歯石やプラーク等がたまっており慢性的に歯ぐきに炎症が有るので簡単に出血してしまわれることが分かりました。
患者さんに正しいブラッシング方法を指導させて頂きました。特に歯ぐきに効果的な爪楊枝法とよばれる歯ぐきケアのブラシの使用方法を専用歯ブラシにて習得して頂きました。
爪楊枝法のブラシの使用しただけかなり出血が有りますが、歯と歯ぐきで作られる歯ぐきラインがくっきりしてきました。歯ぐきが引き締まってくると同じような出血傾向がなくなってきます。
まずは普段の歯ブラシとは別に一日1回を目安に爪楊枝法をやって頂けるようにお願いしました。爪楊枝法は歯周病にとても効果的な予防法です。マスターされると個人差にもよりますが、2、3日から約1週間くらいで簡易出血がなくなってきます。