平成24年4月12日
最近ここ船橋では4月らしく春らしい暖かく感じられる日になってきました。花粉症も今年は少なめであったため花粉症グッズの購入も僅かで済みました。
本日は奥歯に痛みがあり、咬み込むととても痛くて食事ができないという患者様の治療をさせて頂きました。
レントゲン画像から歯の根の破折が認められたため、患者様自身の咬み合わせる力である咬合力がとても強く、その歯が過去に神経治療をされて活力がない弱い歯であった事も重なり、自身で咬み壊しによる歯牙の根の歯根破折を起こしている事が分かりました.
下の画像のように銀歯の被せ物を除去を行った後、綺麗に破折のラインが見えており歯牙の動揺度をチェックすると残念ながら保存できるような状態ではありませんでした。
数日前にあめ玉をガリッとかじってから疼痛が出始めたとの事ですので、その時に破折が明確になり咬めないほどの痛みが出てきたという事が考えられます。
他にも神経処置をして活力がない歯がいくつか存在しておりますので、食事の仕方や噛み合わせによる咬み壊しなどの注意点等を説明させて頂きました。
自身の咬合の習癖や歯ぎしり、くいしばりなど歯にかかる力の負担度合いにより、歯を長持ちさせる上でとても重要な鍵になる事をお話しさせて頂きました。