平成24年3月7日
今日はここ最近の寒さがやわらいでこちら船橋市でも春らしい1日となりました。先日関東も春一番が吹いたとの事ですが、本日も暖かく感じられる日でよかったです。
今日の患者様はクラウン冠と呼ばれる銀歯の被せ物の下に虫歯があり、その治療を行う事でそのまま抜歯になってしまうかもしれないというリスクがある歯の治療をさせていただきました。
事前に前途のような状態の事を説明させていただきましたが、治療をはじめる事で抜歯になってしまう事もお話しさせていただいておりましたので、患者様も緊張しておられました。
確かに銀歯のだけの状態を見ると正常な状態ですが、レントゲン画像で見るとくっきり白い画像で示されている銀歯の下に黒い虫歯の部分の確認ができたため説明して治療をはじめました。
まず銀歯の冠の除去を行いました。除去した直ぐ下には銀の土台が入っておりその下や周りにも銀の腐食と虫歯の存在が確認できました。
直ぐに虫歯の除去を行いましたが、かなり深めの虫歯になっており、残念ながらあまり長くは持たない状態となっておりました。その後の炎症の状態具合をみて場合によっては直ぐに抜歯をしなければ行けません。本日は土台のお薬でいったん埋める処置までを行いました。
神経処置後に銀歯等で被せた歯は定期的に専門的なクリーニングとチェックが必須となります。神経を処置しているので銀歯の中で虫歯ができても痛みを感じないでそのまま深い虫歯となり手遅れにならないようにされていただきたいと思います。