平成24年1月7日
本日は神経処置の患者様の治療をさせていただきました。
昨年の年末に奥歯がかなりずきずき痛むという事でご来院された患者様のうちのひとりです。年末は何人かの患者様が急性症状を抱えてご来院されておりました。
昨年にクラウンと呼ばれる金属の被せ物の下からずきずき咬むと痛むという事でしたので、レントゲン画像による診断と患者様の状態を判断して被せ物を除去しました。
金属の被せ物の下には金属の土台が装着されており痛みが出る中で少々我慢していただきなんとかこの金属の銀でできている土台も除去することができました。
銀の融解による黒い変色と虫歯ができていてそれも除去しました。レントゲン画像より歯の根の下に膿がたまっておりそれがズキズキする痛みの原因のなっておりますので、膿みだしを行いました。なんとか血液と一緒に膿が出てきました。
2、3日中には楽になってこられましたので年末の最後の予約の日に膿や内圧を逃がす為の穴の付いた仮のキャッピングをしました。
本日、正月のお休み中も特にお痛みがでないで休日を過ごせたとの事でしたので安心しました。キャッピングを穴なしの通常の状態で施して処置を終えました。
まだまだかなり痛みや膿がたまっておりましたので、後日急変するようでしたら抜歯の可能性もあります。やはり歯の状態が問題なくても定期的な検診や専門的なクリーニングとともに噛み合わせのチェックや虫歯のチェック、レントゲンによる定期的な診断がとても大切な事をご説明させていただきました。