平成23年11月30日
11月が最終日となる本日は歯の面が下で触るとざらざらして気になるという患者様がご来院されました。
下で気になる部分の歯を触れてもらうとアマルガムという充填物がざらついており寿店物の周囲に腐食と不適合を生じていました。
患者さんに説明してアマルガムという水銀を含む充填物を除去してその周りにできた虫歯も綺麗に取り除きました。
そして綺麗になった穴に強化プラスチィックにて新たに充填する処置を致しました。
研磨を綺麗に行い、ザラザラ感が解消しているかどうかも確認していただきました。特に問題がなかったので今後のメンテナンスとリスク説明を行いました。
以前に比べると外観はもちろんですがとても滑らかに綺麗な仕上がりになったと喜んでいただいてよかったです。
アマルガム材料は以前にも説明しましたが、アマルガム修復剤にて治療された歯は保険適応の銀歯に見た目は似てますが、アマルガム修復材は銀と鈴を混ぜて水銀を最後に入れて混和します。
そのため歯との接着性がないため水銀が溶け出すとその隙間から虫歯になったりして不具合を起こします。
アマルガム修復材料にて治療された歯に何かの違和感があれば水銀が融解して不適合から来る虫歯のみならず、お体にアレルギー症状等を起こさせる原因物質となりますので、早めに歯科医院にて受診していただく事をお勧め致します。