平成23年10月20日
今日は噛み合わせ治療の患者様の治療をさせていただきました。
まだ途中の段階ですが、当初の噛み合わせからくらべると大きく変化された事が本日実感されていただいたと思われます。
画像のように当初は画面上2枚に写ってある状態で、左側の奥歯が上下で噛み合わせると波をうつような状態でした。画面下の2枚がまだ途中段階ですが、噛み合わせを修正した状態です。波をうつようなラインがきれいに修正されています。
このような状態だと噛み込めない状態だけでなく、上の入れ歯の痛みや破折などの不具合、長期間このままでいると肩や腰などの全身状態まで悪くなる事があります。
噛み合わせを正確に見る道具(咬合器)を使用して現状の状態から理想的な咬める位置を仮想して治療していきます。しばらく仮の歯や上の修理義歯を仮の入れ歯として使用して様子を見ていただきます。
ある期間使用していただき問題なければ最終的な治療を型取りして作成していきます。
本日はまだ途中段階ですので、この状態から模索して安定して咬める位置決めを次回から事細かく調整していかなければ行けません。
噛み合わせの治療は全ての歯を基本的に治療対象としていきますので個人差はありますが治療期間は長くなります。それだけ慎重にやらなければいけないので、自分の持てる技術を総動員して治療をしなければいけません。
本日はまだ仮の位置の段階ですが患者さんには噛み合わせが軽くスムーズになったと喜んでいただいたので良かったです。