平成23年10月13日
本日はファイバーコアと呼ばれる歯の土台のお話をします。
通常神経治療が終了すると神経がないので歯がもろく壊れないように歯をかぶせます。
そして人工の歯をかぶせる前に歯の土台を作ります。
保険診療の範囲であればレジンコアと呼ばれる強化プラスティックまたは、銀の土台を適応しなければなりません。
しかし保険外診療にはなりますが、ファイバーポストと呼ばれるガラス樹脂繊維の柱を土台にして作成すると適度なしなりのある頑丈さが得られます。
神経治療した歯で多い事故に歯の根の破折がありますが、歯の根が折れてしまうと抜歯になる事がほとんどです。
ファイバーポストは歯の根を破折の予防を高めてもらえるので、結果的に神経治療された歯をできるだけ長く保存することができます。